Google AI Modeでは商品表示率が標準検索の4分の1、Productrise調査が明らかにした可視性の激減
背景
Google検索のAI Modeが従来の検索結果と比べて、実際にどれだけ商品を表示しているのかを大規模に検証した調査結果を、データ分析企業Productriseが公開した。同一のショッピング検索クエリを標準検索とAI Modeの両方で3週間にわたり追跡した結果、可視性に大きな差があることが判明した。
結論
- 米国・英国で10万件以上の同一ショッピングクエリを対象に、2026年7月の3週間、標準検索とAI Modeを比較した
- 追跡した商品リスティングは200万件以上にのぼる
- 標準検索では約88%のクエリで少なくとも1つの商品が表示されたのに対し、AI Modeでは約23%にとどまった
- 1ページあたりの平均商品表示数は、標準検索の22.5商品に対しAI Modeでは4.3商品と、全体で約95%の可視性低下が確認された
- 両検索結果に同じ商品が同時に表示される「オーバーラップ率」はわずか約0.8%だった
- 同一商品が両方の画面に表示された場合、AI Mode側の価格表示は平均で21.6%高かった
メッセージ
AI Modeは「検索結果の一種」ではなく、商品が表示される確率そのものが根本的に低い、まったく別の画面だと捉えたほうが実態に近い。EC店舗にとっては、AI Modeで表示される少数の商品枠に選ばれるための商品データの精度が、従来の検索対策よりもいっそう重い意味を持つようになる。