EC流入元のAIシェアに変化、ChatGPTが減少しGemini・Claudeが急伸。AI経由の訪問単価は非AI比53%高
背景
ネットショップ担当者フォーラムは2026年9月10日、Digital Commerce 360発のデータをもとに、EC事業者への流入元となるAIプラットフォームのシェア変化を報じた。2026年第1四半期から第2四半期にかけて、AI経由の流入を集計する対象企業数の変動から、各AIの存在感の移り変わりが浮き彫りになった。
結論
- AI経由のEC流入は2026年7月時点で前年同月比62%増加
- AI経由の訪問単価(RPV)は非AI経由の流入より53%高い
- ChatGPT経由の流入がある企業数は844社から722社に減少
- Gemini経由の流入がある企業数は16社から32社に倍増
- Claude経由の流入がある企業数は1社から15社に急増
- Perplexity経由の流入がある企業数もQ2で12社増加。アナリストは「この成長曲線が8四半期続けば、Claudeも3大AIの一角になる」と分析
メッセージ
これまで「AI検索対策=ChatGPT対策」と捉えられがちだったが、GeminiやClaude経由の流入企業数が急増している事実は、単一のAIに絞った対策ではなく、複数のAIから横断的に見つけてもらえる商品データの整備が必要であることを示している。ChatGPT経由の企業数が減少している点も、先行者優位が固定化されていないことの裏付けになる。