Google Search Consoleが画像検索(Lens・Circle to Search)の流入データを提供開始、ただし検索クエリは非開示
原題: Google Search Console gains Lens and Circle to Search data, without queries
背景
画像を起点にした検索は月間数十億件の規模まで成長していたが、Search Consoleには専用の計測手段が存在せず、サイト側は流入の実態を把握できなかった。Googleは2026年9月24日、Google LensやCircle to Searchなど画像起点の検索からの流入をSearch Consoleの検索パフォーマンスレポートで確認できるようにしたと発表し、この空白を埋めた。
結論
- Google LensとCircle to Searchからの流入が、Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで分離して確認できるようになった。発表は2026年9月24日午前8時40分(米国東部時間)に行われた
- 提供されるのはクリック数・表示回数などの指標のみで、どのような言葉で検索されたかを示すクエリは開示されない
- Lensによる視覚検索は2024年10月時点で月間約200億件に達し、そのうち約20%が買い物に関する検索だった
- 2025年第1四半期には、Lensの月間検索数が2024年10月から50億件増加し、Circle to Searchの利用は約40%増加した
- Circle to Searchは2025年7月9日時点で3億台以上のAndroid端末に搭載され、視覚検索全体は2025年7月23日時点で前年比65%増となっている
- 対話しながら映像で検索するSearch Liveは、2026年3月時点で200カ国以上に提供されている
メッセージ
商品を言葉ではなく画像で探す買い物客が、すでに月間200億件規模で存在している。にもかかわらず「何と検索されたか」は今回も開示されない。つまりEC店舗が手元で確認できるのは「画像検索から何回来たか」だけで、なぜ選ばれたかは商品画像そのものを見て推測するしかない。商品画像が1枚だけ・背景が雑然・角度が1方向という状態は、これまでは見栄えの問題だったが、今後は流入の入口を自ら閉じることになる。まずはレポートで画像検索の流入が何%あるかを確認し、多い商品と少ない商品で画像の作り方を比べるところから始められる。