エージェント型AI購入、米消費者の42%が「検討に時間がかかる」と回答。信頼度はAIより友人・家族が上——RTB House調査
原題: Consumers warm up to agentic AI purchases
背景
パフォーマンスマーケティング企業RTB Houseは、米国・英国・日本・フランスの消費者1,800人以上を対象にエージェント型AI購入に関する調査を実施し、2026年8月にRetail Diveが結果を報じた。AIエージェントが購入を代行する体験が広がる中、消費者側の受け止め方を検証した内容。
結論
- 米国消費者の42%が、AIによって検討すべき選択肢が増え「購入決定に時間がかかる」と回答
- 59%が、AIプラットフォームは「知らなかったブランドを強調してくれる」と評価
- ミレニアル世代の42%が、7日以内に返品可能であれば250ドル予算内の自動購入をAIに許可すると回答
- 回答者の35%以上が、AIによる購入実行前に「人間による確認」を希望
- AIツールへの信頼度は44%で、友人・家族への信頼度(59%)より低い
- 米国ではGoogle AI OverviewsとChatGPTが、いずれも43%で最も信頼されるショッピングAIとなった
メッセージ
AIエージェントに購入を任せる動きが広がる一方で、消費者の3割以上が「人間による確認」を求め、信頼度も友人・家族には及ばないという結果は重要だ。AIに「見つけてもらう」対策と同時に、AIが提示した情報が消費者に「これなら安心して買える」と思わせられるだけの具体性(価格・返品条件・在庫状況など)を持っているかが、購入の最終判断を左右する。