トップ›計測・分析›この記事

計測・分析 その他AI検索 ECのミカタ

EnglishHub調査、AI生成を理由に利用をやめると思うもの最多は「通販サイトのレビュー」70.7%

背景

生成AIによるコンテンツ量産がEC上の表現にも及ぶなか、消費者がどの領域でAI生成を許容し、どの領域で拒絶するかは領域ごとに大きく異なる。EnglishHubはこの境界線を用途別に測定した。

結論

  • EnglishHub(GRASグループ株式会社)が全国の10代〜60代の男女400名を対象に、2026年9月に実施した調査である。
  • AI生成を理由に利用をやめると思うものの最多は「通販サイトのレビュー」で70.7%に達した。
  • 次いで「インフルエンサーの発信内容」52.0%、「写真」51.5%と続く。
  • 一方で「ゲームやアニメのBGM」は16.9%にとどまり、領域によって許容度が大きく異なる。
  • 「AIが作ったものでも気にならない」条件として最も多かったのは「最初から『AIが作った』と表示」の54.8%で、「人が最後に確認・調整」12.0%、「値段が安い、または無料」4.8%を大きく上回った。
  • AIインフルエンサーが推薦した場合に「購買意欲が下がる」と答えた割合は44.7%だった。
  • 回答者内訳は男性59.5%・女性39.0%・その他1.5%、年代別では40代35.2%、50代26.2%、30代22.2%、60代9.0%、10・20代7.2%である。

メッセージ

通販サイトのレビューが70.7%と突出して拒絶されたことは、消費者がECのどこに人間の実体験を求めているかを正確に示している。許容条件の首位が「安さ」4.8%ではなく「AI生成と明示すること」54.8%だった点も見落とせない。AIを使うこと自体が忌避されているのではなく、人間の声に見せかけることが忌避されている。商品説明や属性情報のように事実を整える領域でAIを使うのと、体験を語る領域で使うのとは、消費者の中でまったく別の行為として扱われている。

元記事を読む(ECのミカタ)↗