Nint調査、EC業務のAI活用は個人利用93%も業務プロセスの自動化は32%にとどまる
背景
EC分析サービスを提供するNintは、EC事業に携わる担当者から経営層まで100名を対象に「EC業務のAI活用実態調査2026」を実施した。「AIを使うかどうか」はもはや論点ではなくなった一方で、業務プロセスそのものをAIに任せる段階にはまだ多くの企業が入れていない実態を数値で示した。
結論
- EC事業に携わる担当者から経営層まで100名を対象にアンケート調査を実施した。
- 生成AIの利用頻度は「ほぼ毎日」が71%、「週に数回」まで含めると93%に達した一方、「使ったことがない」はわずか1%にとどまった。
- 個人利用の広がりに対し、業務プロセスそのものの自動化にAIを活用できていると回答した割合は32%にとどまった。
- 時間を取られている業務の上位は、データの集計・転記が37%、社内向け報告・会議資料の作成が36%、売上・実績レポートの作成が31%だった。
メッセージ
個人がAIを日常的に使う段階と、業務プロセスそのものをAIに任せる段階の間には大きな溝がある。この溝は、AI活用の意欲不足ではなく、データ集計や報告資料作成のような定型業務を自動化できる形にデータが整理されていないことが原因である場合が多く、属人的な作業の棚卸しがAI活用の次の一歩になる。