楽天、Rakuten AIをエコシステム全体で展開(2025年第4四半期報告)
背景
前四半期に続きRakuten AIのエコシステム全体への展開状況を伝えるため、楽天グループは2026年2月13日公表の2025年第4四半期決算説明資料で、AI体験者が非体験者より再来訪頻度が高いという利用実績を投資家向けに開示した。この四半期には商品比較機能を含むAIコンシェルジュの機能拡充も進んでおり、投資の効果を利用行動の数字で裏付ける狙いがある。
結論
- Rakuten AIのエコシステム全体への展開状況と利用実績を、2025年第4四半期の決算説明資料で投資家向けに開示した。
- 楽天市場でRakuten AIを体験した利用者は、体験していない利用者より再来訪頻度が高いと報告した。
- 単発の「表示された・使われた」ではなく、再来訪という継続利用の指標でAI機能の効果を評価している点が特徴である。
メッセージ
楽天がAI機能の成果を「使った人がまた戻ってくるか」で測っているという事実は、店舗側の評価軸にもそのまま応用できる。AI経由で一度商品ページに来てもらえたかどうかだけでなく、その利用者が再びアプリを開き、再び自店の商品にたどり着くかまでを追う視点を持つと、AI対策の効果測定がより実態に近づく。露出の量より、戻ってきたくなる体験の質が問われている。