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楽天市場のAI機能、出店店舗の半数が毎月活用 問い合わせ対応時間70%削減の店舗事例も
背景
楽天市場に出店する約5万店のうち、半数が毎月何らかのAI機能を活用している実態が明らかになった。楽天グループはRMS(店舗運営システム)向けのAI機能「Rakuten AI for RMS」などを通じて出店者の業務効率化を支援しており、具体的な効果を出した店舗事例も紹介された。
結論
- 楽天市場の出店約5万店のうち、半数が毎月AI機能を活用している。
- プチギフト専門店を運営する株式会社百福(専務・木澤典子氏)では、問い合わせ対応時間が月67時間から20時間へ約70%削減された。1件あたりの対応時間も10分から1〜3分に短縮された。
- 同社では商品登録数が1000点から10000点超へと10倍以上に増加した。
- AIコンシェルジュ経由の購入では、購入決定までの時間が約40%短縮され、平均注文金額も上昇する傾向が見られた。
- 楽天グループ全体では、11サービスでAI機能が既にリリース済み、さらに8サービスへの導入を予定し、50サービス以上で導入を計画中である。
メッセージ
出店者側の業務効率化にとどまらず、商品登録数を10倍に増やせた事例は、AIによって「登録できる情報量の上限」自体が引き上げられていることを示す。商品数や説明文のボリュームを抑えていた事業者にとって、AI活用は表示順位対策だけでなく、そもそも扱える商品点数を広げる選択肢になり得る。